賃貸か家を建てるか

ずっと賃貸派でした。

 

起業するかもしれないし、転職するかもしれないし、隣人が変な人だったらすぐ逃げられる、と考えていたからです。会社をクビになっても賃貸ならすぐに生活レベルをコントロールできます。ビジネス書を読むと、ほとんど賃貸派。

しかーし、20年勤めてきて、結構お金もたまってきました。しかも、安定の公務員。異動も県外になることはありません。

賃貸派の方々は、ほとんどが起業家の方々です。

 

持ち家派に変わったのは、子供ができて2年目のことです。

持家派に変わる最大の事件

保育園に入れない事件、、、

 

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(以下、当時の記録 長文)

妻が悪阻(おそ)になった。
悪阻の中でも重症悪阻で
つわりの最大版である。
症状がひどく、水も気持ち悪くて飲めないという。
これは入院しかない、、、、が
次の日の出勤まで、10時間ぐらいしかない。
2歳の男児をどうするか・・・
これが、働いていて保育園に入っていれば
保育時間の延長だけで済む話だが
次の日は入れる、保育園とか
次の日頼める、ベビーシッターとか
存在しなかった。
妻に入院を一日ねばってもらい
お義母さんに子供の面倒を見てもらいに来た。
専業主婦の入院、特に小さい子供がいる場合はリスクが大きい。
土日は、ワンオペ育児となった。
入院は26日になり、がん治療の平均入院日数より多くなった。
育児の大変さが分かった。

役所の対応が最悪であった。
妻が入院し保育園を探す。
スピードが求められる。
面倒を見てもらっている高齢の義母には、限界がある。
短期特例保育という制度があった。
保育園に入っていない幼児で
両親に事情がある場合、短期間(1か月)
保育園に入れるシステムである。
すぐに電話した。
しかし、預かってもらえる時間が
8時半から17時までだという。
これは教員の勤務体系では無理である。
しかしながら、それに頼るしかない。
担当者にお願いすると
すぐに保育園を探してくれた。
しかし、ここからが担当者の仕事の出来なさが露呈する。
自分としては、2、3日中に保育園に入りたいのだが
一時に一事を説明するのである。
まず、健康であるという診断書を取ってこいという。取りに行く。
次に、本当に入院しているかの証明書を提出という。取りに行く。
これで二日かかった。
いっぺんにいってくれ!
とイラっとした。
そこでとどめ
「7だいアレルゲンの検査を受けてください
給食を提供できません。」
病院で血液検査をし結果が出るのが約1週間後・・・
バカなんじゃないか!!
この短期特例保育のシステムは成り立ってないな、、
と感じた。スピード感がないのである。
給食じゃなくて、持ち込みの保育園はないんですか?
と聞くと
「どこも運動会で受け入れしてくれないんですよ」
ここで
ジエンドだ。
短期特例保育をあきらめ
一時預かりをしてくれる私立の保育園に片っ端から電話した。
すると、すぐに4件目ぐらいで見つかった。
アレルゲンの検査はいいんですか?
と聞くと
「えび、かに、そばなどは給食に出ません。牛乳やたまごは、アレルギーがでたとしてもじんましんぐらいです。看護婦もいますのでお急ぎならどうぞ」
ということだった。
受け入れ可となった。
すると
「役所に電話すると保育料が安くなりますよ」
と衝撃の発言をいただいた。
役所の担当者(同じ人)にすぐに電話した。
歯切れかなり悪く
「いや、そこの保育園は探していませんでした。運動会が近くて受け入れてくれないと思って」
謝罪は一切ないが、今ケンカしてる暇がないのですぐに手続きを取った。
恐るべし、担当者。
バッドジョブ。
暇ができたら、苦情センターに報告しよう。
次の日、保育園へ面接
その次の日、めでたく入園できた。
しかもお金を出せば、19時まで預かってもらえる。
担当者の説明不足にびっくりである。
とにかく、なんだかんだで1週間かかった。

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あ、保育園ってこんなに入れないんだ

初めて知りました

保育園の厳しさ。

短期特例ではなく、普通入園は、ほぼほぼフル定員。

 

そこで学んだこと。

仕事の関係で引っ越しだ。

保育園も引っ越し先で見つけよう・・・は恐ろしい労力がいるということです。

仕事がある程度安定しているならば、購入してしまったほうが、自分のため、子供のためになると考えました。